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アーバン・イノベーション・神戸の取組みで、当社が関わらせて頂いた
「公共建築物結果の自動解析システム」プロジェクト。

このプロジェクトでは、kintoneを利用して、当社がシステム構築を担当させて頂きました。

この取組みが、オンラインセミナーで、神戸市役所のご担当者さんが
セミナー講師として登壇され、お話されることになったとのことです。

こちらのフォームから申し込みが出来るようです。
基本的に、公務員の方限定のようですけどね。

少し、概要を書かせて頂くと、自治体あるあるですが、

建築物の点検結果は、建築物ごとに点検結果がExcelでまとめられています。

建築物が数百あるということは、数百のExcelファイルがある。
しかも、ひとつの建築物点検で複数のExcelが。

すなわち、点検結果をすべて確認しようとしたら、
数千のExcelファイルを開いて、人手で確認するしかない!?

いやいや実際、無理でしょ！ってところです。

これは、わたしが20年くらい前に、
建設コンサルでサラリーマンしてた頃から何も変わってない課題。

そこで、数百あるExcelファイルを一度に見られるようにするために
自動的にkintoneの一覧に取り込めるようにしました。

さらに、Excelに貼り付けられている写真などの画像ファイルも
自動でkintoneの添付ファイルに保存されます。

（さらっと書いてますが、すごいこと！だと、自分でも思ってます）

さらに、この取り込みのタイミングで、建築物の健全度も
自動的に判定する仕組みを、神戸市の担当者さんのノウハウを伺って
判定の自動化も実装しました。

緊急で補修などが必要な建物が、自動で抽出されたり
経過観察が必要な建物のリストもすぐにわかります。

アーバン・イノベーション・ジャパン（UIJ）の取組みは、
特記仕様書通りに、言われたものを作るのでありません。

自治体の持つノウハウと、事業者の技術を協力しあって
新しいモノを生み出そうとする取組みです。

この考えに共感して、当社はUIJのプロジェクトに
これまで５件、関わらせて頂いております。

自治体の担当者さんも、よくわからんシステムの仕様書を
書くという煩わしさから開放されるのでは？と感じます。

なお、この仕組みは、建築物に限らず、ありとあらゆる点検で
そのまま水平展開が可能と思われます。

さらに、まだ実装は出来ていないのですが、
当然、このプロジェクトにも、カンタンマップが関連してきます。

それはまたの機会に。